活字好き妙齢女子へ贈る地雷リスト

現在20代半ば〜35くらいで「かつて小説ジャンルにいた」とか「学生時代図書館が縄張りだった」とかいう女(おたく)に投げかけると高確率で低い唸り声をあげて苦しみはじめる言葉リスト

そして「かつくら」


活字倶楽部(かつくら)」によって読書の幅を広げ(好意的解釈)邪眼を磨いた「読書好き女子」が同年代には非常に多いです。大半は当時の記憶を刺激すると「それ以上言うな!」とか混乱しますけど。私も上記リストにNGワードが含まれています。サイトやってました!地どりしました!ていうかかつくら投稿してましたーぁぁぁ(ああああ)「福井晴敏」「あさのあつこ」も入れたいところですがこれはブームとして現役なので……でもあの雑誌の与えた影響は大きかっただろうし、高村先生はあれでまた一気になんというかこうドカンと。今「照柿」文庫版読んでます。義兄ががが
ブラディ・ドールはあそこで紹介されてなかったら絶対読まないまま終わってたと思うので、その点は感謝してる!あれは少女小説だと思う。*2 藤木が好きです。ベタですいません。


最近は読んでないのでどうなってるか知らないけど、あの雑誌の基本方針はものすごく801に忠実で、いわゆるガチホモじゃなく「深読みできる」行き過ぎた友情やら絆やらがある、男キャラ(の関係)が「おいしい」小説を特集する*3というもので、BLが苦手だった私にはとても適していたわけです。そしてそういう深読み(やおい)好きの腐女子たちにもウケたと。直結エロでなく、三度の飯より行き過ぎた友情が好きな腐女子は多いんです…。もちろんBLも載ってたけどメイン扱いじゃありませんでした。いやミラージュはあなたの犬ですけど、あれは特殊ケースということで。かつて中学や高校時代に同好の友達同士で「これおすすめだよ」「おもしろいよ」と薦めあっていたのが、雑誌の形になったことでより明確に広がりやすくなったというか、まあでも罪深い雑誌ではあります。いろんな意味で。

*1:正確にはかつくら前からだけど第一級危険物指定なので

*2:伝われこのニュアンス!ある意味「萌え小説」ジャンルの本かもしれん

*3:表向きそう言ってたわけじゃないけど「かつくら読者」と表現されるときそれは暗黙の了解として深読み妄想好きの女性読者を指した。投稿コーナーにも掛け算記号が出てくるような露骨にやおいなものはなかったように思います