七月大歌舞伎 NINAGAWA十二夜

私が今唯一合法的に観劇できる舞台…それは歌舞伎
というわけで周囲のおすすめもあり行ってきました。蜷川幸雄演出でシェイクスピアの「十二夜」を歌舞伎役者がやりますよ!という舞台です。今回は再演になります。
私は歌舞伎については完全ド素人なので、くわしくどうこう書くことはしませんが、まーとにかく舞台美術がすごかったです…。鏡。とにかく鏡。桜の大木にも思わず「ほわぁ〜……」ってぼんやりしてしまいました。ほわあ〜…といえば菊之助さんがものすごく美しかったのでずっと見とれていましたよ。お姫様だと美少女だし、小姓姿も美少年だし、そもそも「『男装している少女』を演じている男」に違和感がゼロってなんなんだろう…。観てるあいだになんだかほんとの性別がどうとかよくわからなくなってくるしもうそんなんどうでもいいわ!だってこれ真実美しいもの!みたいな気分に。
西洋の劇を歌舞伎テイストに仕立てているものなので台詞もわかりやすく、イヤホンガイドなしでもまったく支障なしでした。コメディ部分もわりと直球タイプでおもしろいし、衣装もきれいだし、お話そのものも王道なのでぼんやり観てても大丈夫なので「えー歌舞伎ー?」と構える必要は全然ない舞台でした。…でも子供は飽きると思うんだよな(上演時間4時間ちょい)


ウィリアムさんて中二病だよね、と友達と話しながら帰りました。双子とか女装(男装)とかそんな話ばっかりだよウィリアムさん