マグダラなマリア@アプル

夜公演
ただ一言、楽しかった!!おもしろかったというよりは、楽しかった!です。一人で行ったので休憩中友達と「おもしろいね〜楽しいね〜!!」って言えなくて苦しかった。よっぽど隣の人に話しかけようかと思ったくらい……いやーほんと楽しかったなあー。
柊吾くんはエアギアで第一声を聞いたときもびっくりしたけど今回もびっくりした。完全に声変わりしちゃってなんか誰かに似てる声と思ったら元気みたいな瀬戸みたいな……すごいななんか…あの時はまるで女の子みたいだったのに……そしてお芝居もうまくなっていた。というか下手な人が出てない舞台だった。テニスだと時々やらかすヤスカもあの世界に見事にはまってた。基本的にはうまい人だけなので、ほしいところでちゃんと合の手が出てくる感じが心地よく楽しいんですね。
女装に関しては、全員「本体は男だってちゃんとわかるんだけどでも女に見える」というなんか不思議な感じで、例えるなら歌舞伎の女形みたいな?(これは言い過ぎか。でも他にテンションや見せ方的に同じジャンルが思いつかない)声も大して変えてないしなあ。ヤスカはあんな肩出しドレスなのに女にしか見えないのが驚異的だし、米原さんは頭身あいまって小柄な少女にしか見えないし、津田さんなんて男としか思えない体格なのにちゃんと女のような気がしてくるし(ぐふふーとか言ってるのにかわいい)、マリアさんはそもそもジャンルというか次元が違いすぎるし、おもしろかったな〜〜〜でもこれ本物の女性が同じ役やってたらおもしろさ半減だろうなー。男が(どうしようもない・物悲しい・だからこそ滑稽で美しい)娼婦役やってるからここまでおもしろいんだよねきっと。
基本的にやりたい放題下ネタ放題だったけど、もし同じキャストで再演するならぜひ観にいって!とおすすめしたい楽しさでした。プレリザが文字通りの全滅で死にたくなってたけどこれ観てちょっと復活したくらいですよ。マリアさん日本に来てくれてありがとう!