やや[腐]あの阿呆が人間じゃなくなって1年経った

1年前の昨日、ちょうど仮面ライダー剣が最終回を迎えまして、当時の私は涙にくれていました。放送中から号泣、放送終了後も部屋で毛布被って嗚咽、公式サイトのトップが青空バックになってまた嗚咽、夜は思い出し泣きでまた枕を濡らす。…そんな夜が一週間以上続きました。まあハタから見たらイタイことこの上ないけど、そんなにまで入れ込める状態だったっていうのはわりとラッキーだったと思っています。
中途半端に派手でアラがすごく大きくて迷走しまくった作品だったので批判も多かったし商業的に成功したとも言えない迷作でしたが、私はとても好きでした…。夏が終わる頃から加速度的におもしろくなって、秋から冬にかけては「これ一体どうなるの!剣崎はー!はじめさんはー?!」と毎週日曜日ごとに踊り狂ってたし。楽しかった…。充実してました。
劇場版はある意味丸く収まってるけどあそこに始さんはもういないし、封印ではなく破壊してしまっているから完全にもう「いない」。テレビは違うオチを持ってくるだろうし、かといってみんなが幸せになれるラストってなんだ!「剣崎くんはアンデッドになりました。始さんもアンデッドなのでふたりは地球が滅びるその日まで末永くいっしょにくらしましたとさ」<Fin>とかか?!*1もういい!それでいい!むしろそれがいい!永遠に残されてしまうひとり、にならないんだったらそれはそれでいいじゃない!…とか、腐れ女なりに超必死。


結局剣崎君はどっかにいってしまいました。みんなを残して。あの子(あの子呼ばわり)は周囲の人たちが剣崎一真というひとりを必要としてるとか大切に思ってるとかナチュラルに考えないんだろうねー*2とか、残されてしまった命限りあるひとたちのこととか考えると1年経った今でもとてもブルーになります。ちくしょう。

いくら平成ライダーの鬼子扱いされようとも、私はブレイドが好きなんですよー…。

*1:わりと本気

*2:自己犠牲とはちょっと違う気がする