シムーン24話

なんだこのすばらおもしろいアニメは。大好きだ。
西田さんが「ユンはひとりだけ異質の存在に見えるようデザインした」「踊り子(アメノウズメ*1)のイメージ」とサントラ2ブックレットで言っていましたが、まさにそのエピソードでした。ユンは一人だけ色も鮮やかだし服も舞台衣装っぽい感じで浮いてるなーと思ってたら…。最初に出てきた時は「うわー俺女ちゃん出ちゃったー」とか思ってたのに。ごめんよユン。
オナシア様の「これは性別を選ぶことから逃げた私への罰なのです」っていうのがつらい。というかオナシア様の存在がつらい。オナシア様の言うことがつらい…。ずっと少女でいたかった。ずっと美しく自由な存在でいたかった。(ずっと仲間達といっしょに笑っていたかった) テンペストの面々だってそう思うところはあっただろうし、そうしたかったところもあっただろうけど、彼女達はちゃんと折り合いをつけましたね。まるで高校3年生の3月みたいに。時が来たら(少女達は強いので)ちゃんと折り合いをつけられるのだ、という。
相変わらずワポーリフは見てるほうが恥ずかしい。モリナスとワポーリフはどうなるのかな(モリナスがどうなるのかな)→http://d.hatena.ne.jp/K_NATSUBA/20060912#1158092698 あー。モリナス=デュオの謎がとけた(気がした)関係ないけど以前のモリナスの「気にしないで、どうせ私男になるんだし」(ウロ覚え)はなんの解決にも答えにもなってないよな。
フロエがアーエルに向ける感情は本当に女子校的(女子同士、女ともだち、的)で、たぶん作中で一番そのビミョーさを描いた関係だと思います。こういうことやってくれるから好きだよシムーン
いちいち書いてたらキリがなくなりそうなのでこのへんにしておきます。別世界に行ける、という話を聞いて、自分も行くという選択肢だってたぶんあるのにそうせず残る→性別を選ぶ、という少女達がとてもそれらしくていいな。
あ、ネヴィの告白がまったくブレのないどまんなかストレート剛速球だったのですごくドキドキしました。15回表でその球速?!15回表だからこそその球速?!みたいな。パラ様とカイムのシーンもよかったなあ…あー、次週が楽しみです。

今週のアヌビトゥフさん

(平常心を装いつつ)グラタンと仲直りできたみたいでよかったネ!
しかしシヴュラや整備の子達もだけど、それ以上に艦長たちはどうなるんでしょう。アルクスプリーマは接収されてしまったみたいだし……左遷?左遷で済めばいいけど(いやな想像になってきた)そもそもシヴュラがいなくなった今グラタンはお仕事がなくなるのでは…。他国の巫女さんのお世話係になるのかなあ。どっちにしろコンビ離れ離れになるんじゃ(冷や汗が出てきました。萌えで)

*1:巫女としての踊り子