乙一「銃とチョコレート」
- 作者: 乙一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/05/31
- メディア: 単行本
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乙一だと「暗黒童話」が最萌えだったんですが、これは多角的にモエられていいですね!ていうかドゥバイヨルやばい。かっこいい。最低バイオレンス野郎だけどかっこいい。こうと決めたら我が身を省みず突進(文字通り突進…)、頭はすごくいい、しかもそんなバイオレンス暴君なのに容姿は王子様系の端麗さ、というギャップキャラ。ロイズは出てきたときからヘタレだったからまあ予想通りです…リンツくん一番年下なのに一番大人かもしれない。がんばれ。
怪盗の正体はわりと簡単に予想が付くものの、話がどんどん転がってくので(ドゥバイヨルが動き始めてからがすごい)一気に最後まで駆け抜ける感じでした。いやー乙一って本当に良いものですね。