公演覚書(は、8回目)
・1階19列
実家以外で迎える元旦
私の初夢は「カトウカズキfeat.カザマダイスケ」、S屋の初夢は「主に赤い人に対してハラハラしながらゲ○レンジャーを見る」でした。私は軽く自己嫌悪に陥りました。二度寝した上ニューイヤー駅伝見てから悠々出発。
噛む主役、空気の読めてない部長挨拶、一杯ひっかけてきたかのような皇帝。心の中で5回くらい「さなだー!!!」って叫びました。でも内容的にはそれまで観た中で一番よかった!!燃えました。すごい楽しかった。
- 「強くなるんだー」アカペラのあと越前の声で「2007年、今年もよろしくー!」(客席拍手)イントロ、という流れ。1曲目からすごい気合い入ってるのがわかる(いや、いつもこのクオリティで出来ればいいんだけどそれはまあごにょごにょ)
- 「苦労をかける」に対し力の入ったサムズアップ。場内に思わず洩れる笑い。…真田よ、それはなんかちょっと違う。というか全体的になんだかおかしかったですこの日
- あ、でも平手の後シャツがぐしゃってなかったんですよ!!ていうかヨレなくなってきてるんですよ!!
- なかなかベッドから立ち上がらない仁王を柳が引っ張って無理矢理退場。相方(柳生)はいつもさっさと出てっちゃうのに。
- 幸村はこのシーンで髪の左側がハネてることが多い。前のシーンでヘアバンドしてるから取った跡がハネてるのかな。仁王はそれを直してあげてたのかもしれません(東京二日目とかに見た仕草)
- ラッキーお正月バージョン「ラッキー隠し芸してるよ!」菊丸「今日は竜崎先生だ!」(負けて)「りゅーうざきファイ!」タカさん「とーしのはーじめのチラシーですー♪」〆に「河村ファイ!(ポーズ付き)」
- 「海堂薫は…つれえんだよ!かーいどうファイ!」海堂のアドリブらしいアドリブ初めて聞いた!と思ったら「初日の出まで…走ってやるぜ!」(充血後は「初日の出きれいだったぜ…」)
- 大石「お年玉もらえるかなー…」最後は「いい子にしてなきゃもらえない!」とか〆るつもりだったんだろうけど肝心なところでスムーズにいかず「いい子にしてなきゃないっ!」とかなんとか微妙な感じに。…それでこそ、という気がしてくるのは毒されているのか
- 六角登場から去り際にいっちゃんが菊をつっついてるのがかわいい
- 充血ネタのあと目の下に貼ってるシールを剥がして各自こっそりポケットにしまってるのがかわいい
- やりたい放題の幕間六角。ダビが1階に向かう間「あいつ今超走ってる」とかイジリを忘れないサエさん。青年館とは構造が違うのでダビはいつも大変そうなんだけど、
舞台に登る時に膝をぶつけてて、それをバネさんがだいじょぶ?と心配してました。(これは1/2昼だった)いっちゃんは蛸じゃなく凧(「新春」小さく「風」って書いてある)を採取。バネさんがそれ持って風のとこ指差しながら「俺はいつだってめでたいことが大好きなんだよ!」歌は「お年玉ほしいバネさん♪」「(木更津)お年玉ほしい?」「(いっちゃん)お年玉ほしい!」そしてむーだにーおとこーまーえー「俺から皆(客席)にお年玉!」派手に投げキス。なんですかこの芸人集団は。けんたろがウガー!(ほんとにウガー!って唸ってた)っと怒りながら「今夏だから!半袖ノースリ!」先輩たち「あーあせっかく剣太郎にお年玉用意してたのに」「お年玉ほしいけんたろー♪」餅が云々言いながら退場。けんたろが心配げに「でもホントはくれるんだよね?」(舞台袖から)「あげないよー!」「もう、バカッ!休憩!」 - 「大石のテリトリー!」でガッツポーズするタカさんのまねをして真田に怒られる赤也(コラよしなさい、みたいな)おやこ…
- 「(ブン)欧米か!」「(ジャ)なんべ…(腕ひしぎ)いてててて」のあとの立海ベンチのリアクションが
- ていうか真田が
- お前サムズアップに味をしめたのか
- ペテン師でバレて戻ってきたジャッカルの頭を機械のようにパシンパシンはたく柳、「そのくらいでよしなさい」とばかりに肩を引っ張って座らせる真田。お、おとうさん…
- これは1/2昼だったかもだけど仁王の浮遊ラケットが菊にぶつかってたような。ここは私ベンチばっかり見てるせいでちょっとあいまいです
- 真田幸村デュエットが妙に気になって気になって………歌詞が全体的にすごすぎるせいもあるけど………なんかもー………なにあれ……
- こうやって最初はなんとも思わなかったのが回数を重ねると気になってくるミュマジック
- 今日は全体的によかったけど、なにより無我がすばらしかった!効果、照明、音、役者の演技、すべてが噛み合ってものすごくかっこよかった!あそこは赤也の細かい芝居が大好きなんだけど、越前の打った後のポーズが(本人の手足の長さが相まって)決まっててとてもかっこいい。
- カテコはトリオが正座でおじぎ。かわいい
- 謎の蛇行を見せる真田幸村。昨日やりたかったのはこれなのか…
- 立海D2はキャッキャしててかわいらしい
- 青学は全員揃って「青学ファイ!」のポーズ。今日は「ファイ!」ブームだったもよう
- オンマイウェイではサエさんがいつにも増してものすごいジャンプを見せたので(かけ声は「ハッ!!」)客席から笑いが起こった
- 下手の扉から出てくるタカ不二を見た瞬間「披露宴」という言葉がよぎりました
- 無駄に男前の人が両手あげて走ってきたんですけど、気が引けて手は出せませんでしたよ
- 柳下くんの笑顔が海堂云々おいといてあまりにもラブリーだったので思わず手を振り返しそうになったというか、左右にほほえみをふりまきながらゆっくり階段を降りてくるさまがとてもやんごとない雰囲気で「ううわぁなんですかこのかわいい子は」と感嘆しました。たぶんあれが素なんだろうねえ、かわいいねえ、と友達としみじみしました。しみじみくるラブリーさ。
- 一回幕が下りて、再度あがると全員正座。ドーリの挨拶「おけま…」「噛んだ!」「もう一回おねがいします!(笑)」俺の隣だから…と笑う副部長。それでいいのか!
- 一通りごあいさつして「次、部長!」南一歩前へ「えーと個人的な抱負を…」えー!「身の回りの整理整頓をちゃんとしようかなと」えー!!ネタなのかなんなのかわからない発言に中垣内くんがコケて倒れた上に馬場くんがコケて乗っかって受けを取るもその流れを見事に無視して「気持ちの整理をつけるのは得意なんですが」とかうまいこと言ってる南。あいかわらず自分だけはうまいこといってると思ってるらしき(略)
- 新年1発目からすばらしく南です。
- ドーリ「ありがとうございました!」で一旦〆
- 再度幕上がると、ジャッカルが真田の帽子、真田がヘアバンド、柳がメガネでレーザービームポーズ(これずるい)。ていうか幕が下りてる間にこのメンツがアイテム貸し借り、というか幸村がヘアバンドはずして真田がはめてるところを想像すると、なんだか、なんともいえないものがあります…
- ていうかカテコ以降の真田の(かねさきさんの)なんも考えてなさそうな満面の笑顔がね
- 「隣瀬戸君だからもう噛まない」なんだかんだで収拾つかずタカさんが「2007年もよろしくお願いしますー!」こんな元旦から来ている奇矯な客どもに向かい全員で「ありがとうございましたー!」〆
終わって、もう、本当に本当にうまくなったなあ、よくなったなあ、と思ってちょっと泣けました。生霊召還シーンとか、明らかにみんなただ歌うだけじゃなくてちゃんと感情を乗せるようになってきてて、ひとつの演目を長期に渡って鑑賞する楽しさをすごく感じました。あんまり嬉しかったので思わず帰ってからアンケートに裏表びっちり書いて翌日出してきてしまいました。回収のお姉さんがちょっとビビるくらい黒い紙になってしまった。さすがに自分でもキモいと思ったけど、素直に楽しかったし嬉しかったしそれを伝えたいと思ったので…
ところで立海曲の「刺激的!」のあとのハミング、東京では聴こえなかった(意識しなかった)んだけど大阪だと聴こえた…のはなんでだろ。増えたの?単純に会場の音響の問題?(大晦日に聴いた時、「あれこここんな音入ってたっけ?」と思ったんだけども)
正月なのでどこも開いてなくて、結局新大阪駅構内のカレー屋で夕飯をすませてしまいました。新年1発目の食事がカレー(朝食はバウムクーヘンだった)ホテルに帰って隠し芸見てものすごいハラハラして、そして元旦の夜は過ぎていったのでした。