エド頑張れすごい頑張れ

「恋気分いっぱいの夢(ハート)小説」ことコバルト文庫なのに、やれ下水道工事の大切さやら土壌汚染でどうのこうのいう単語が飛び交っているあいかわらずの流血女神伝。でも今回流血は少なめです!
エドとカリエの関係は実は(エロスを見て見ぬ振りする)「少女」小説としてはすごい理想形なんじゃないかなーとか思います。
前巻の展開で「サルはもうこれ以上ないくらいどうでもいい氏に方をすればいいのに」「みっともなく逝ってほしい」と各所で文句噴出のサルベーンでしたけど、まああれはたぶん死んでないだろうなあ。それよりイーダルの動向も気になるし、ミュカの叛乱・市民革命フラグも立っちゃってますますお兄ちゃん孤立無援。あの夢が現実に…兄上がんばってーもうどうにもならないけどがんばってーー(しかしさすがにそろそろ読む側のフォローのきかない域に入ってきたよ)