公演覚書(7回目)

夜・1階3列(舞台拡張の関係で最前列)
座席まで行ってあまりの近さに絶句。てっきり3列目だと思ってたから…ていうかあの、ここ座ったら足が階段に密着なんですけど、あの、いいんですかこれ。私が半券持ったまま「うえっ」とかなんとか音を発して固まっていたら、並びのお客さんたちが「ね、近すぎますよね、これおかしいですよね」と話しかけてきた。お二人とも当日券だそうで(私のは先行)…どういう空き方なのだ。そのまま初対面の3人で楽しくお話させていただきました。「私地元なんですけど、どちらからいらっしゃったんですか」「私大阪です」「東京です」「わあ!移動大丈夫でしたか?!」「…どうなることかと思いました…」
あまりにも今回の席運は良すぎたので「こりゃ千秋楽の当日券は無理だな」とこの時点で思ってました。実際無理だったけど、こんないい席で終わり間近の彼らを観ることができてよかったです。充分すぎるほどおつりが来る、「近すぎる」席でした。

  • ベンチの階段超狭い!30センチない気がする。赤也と越前が大変そう。「越前なんか荷物みたいな感じで納まってたよね」(S屋)
  • とにかく近すぎるので、一曲目の立海が横一列になって前進してくるところでお隣さんが舞台を直視できず顔を伏せていた(笑)私は見ました。ガン見ました。
  • 乾が、ませいが、すごい。すごかった。すごすぎて泣けた。
  • 小野が美女なんですけど…?!メイク変わった?それとも前からこんなだった?表情そのものが変わったのかな…ニヤニヤしてるとこなんて妖艶すぎる。なにあれ。ていうか打つ前にニヤリ、が多い。乾が反撃してくるとにやにや嬉しそうにするの。うおお…
  • よく動いてました。ドロップショットの時の左手がかわいい、と聞いてたのでチェック。うんたしかにかわいいなあれは
  • ストレートに泣けたのがS3、壮絶すぎて涙引っ込んだのがS2、純粋に芝居として見て「おおすげえ!」と泣けてきたのがS1。全体的に激しいアクションになるだけで涙が出てくる仕様になってしまいまして…だってさー、冬の段階ではませいも小野もかねさきおとうさんも、あんなに機敏に動けるとは思えなかったんだよー(そこかよ)みんな汗飛ばしながら走り回ってんの。あー
  • 真田はなんとなく痩せたように見えました。S1での動きは香川で観たときよりよくなっていた。や、1幕ラストでコケたんですけどね(靴が引っかかったか脱げたっぽい)
  • 調子こいてる赤也にツッコミ入れるとこで叩くのが明らかに派手になってた(バシンッ、って音してた)
  • でも今日の仁王は優しかったよ!S2で負けてしょんぼりしてる赤也にラケット渡して頭よしよししてたよ!
  • ジーニアスの青学ベンチ煽りは「バキューン」一発で、大石が撃たれて倒れてた
  • ブラッドショット最後のバキューン(2回「ブラッショッ」のとこね)で菊とタカさんが順番に撃たれて倒れるも「だいじょぶ!」みたいに顔見合わせてサムズアップするあれはいつからやってるネタなのだろう(大阪から?)
  • 菊はリズムのとこではしゃぎすぎて両隣の二人に押さえつけられながら怒られてました。ていうかせとのあのほっぺたぷくーってしてぷんぷんしている芝居はさー、なんつーかさーもーねー、ほんと
  • S1後の36はキャッキャしすぎてスポットがもう立海に当たってるのに手ぱちーんってしてる音響いちゃってるし
  • 「別にお前だけを責めてる〜」のとこで柳によりかかって(ほとんどのっかって)柳のヒザを時計でぺちぺちするジャッカル(柳のリアクションがたのしい)
  • 柳生のヅラがなんかおかしい。前髪がおかしい。やたらデコが出てました。ブン太の前髪も千石さんみたいにもこってなってたんだけど……仁王のヅラが妙にぺったりしてたのは香川あたりで気付いてたけど、セット変えたんでしょうか
  • えーと、で、今回の席の恩恵を受けたその1はS2の不二です。目の前で「負けるわけにはいかないんだー!」お、鬼!天女なのに鬼!!前髪のあいだから目がぎらり、って光りました。無我のスモークはないけどあれは確かになんかオーラが出ていた。私が絵描きなら絵におこしたいくらい、凄絶な顔をしていたんだけど、それを文章でこれ以上表現できません。あの映像は一生脳内にしまっておきます…よいものをみせてもらいました。
  • 3強にぶっとばされて倒れる赤也、仰向けですとーんと倒れるんだけど、一瞬心が抜けたみたいな空虚な無表情になるんですね。で、むっくり起き上がるときにはギラギラしている。よいものをみましたその2。
  • 1幕ラストの局は位置的に仁王ゾーンで、すっごいかっこよかったです。「俺たちは〜勝ち続けるー」で全員ツラ向くとことかすんごくいい。休憩入った瞬間お隣さんたちと一様に「仁王が…」「がうちが…」「マサが…」と呟きあってしまった
  • 風林火山の説明しながら前方に歩いてくる小野、一歩一歩チラチラ下見て立ち位置確認してた。「弦一郎」って言おうとして「がん…げんいちろう」
  • …なんか風林火山がかっこよくみえてきたよ
  • しょまの芝居は女の子の芝居だな(手ぐーにして体の横でつっぱりながらセリフ言うあれ) 日替わりネタ?は「鼻息で吹き飛ばしてやるのね!」「やってみてよ(剣)」「えー」
  • トロフィーはジャッカルの腹話術ネタ。「ファイヤー!」「ファイヤー!」「ハゲ」
  • ラストのメインテーマ、滝口がそれはもうすばらしいイイ笑顔をしていたのが印象に残りました。せともなー、うまくなったー…
  • 南パートは泣かせどころばっかりなのでことごとく涙腺にきて悔しい
  • カテコ全員バンザイの前手を繋ぐときに、兼崎さんが元気と顔見合わせて(身長差的に「見下ろし」「見上げ」なんだけど)「どう?(「だいじょぶ?」っていうか、「満足いった?」みたいなニュアンスを嗅ぎ取りました)」みたいに目顔で問いかけてて、それに元気がへへっって笑って頷いていた、のが、目前で展開され、私の脳がいい音して破裂しました。ありがとうこの席ありがとう。私あの光景ずっと忘れない。
  • FGKSはサビで仁王がラケットを小刻みに動かして、それを柳生が見て頷く、みたいなよくわからない動きをしていた。あとうしろのほうで柳生と手塚のメガネコンビがゆらゆらふしぎなおどりを披露していて、仁王が客席に「あれみてみなよ!」みたいに煽ってた

カテコとFGKSで王子のやんごとなきお手振りをいただきました。まさかこっち見るとは思わず…動揺した…また客電ついてからお隣さんたちと「王子が」「王子が」と呟きあう。今回はほんと、初対面の人たちとも盛り上がれて楽しかったです。全員推してるキャストが違うから、反応する箇所が違って、でも(座席的に)「うわこれはキた!」ってポイントは同じで、それについて幕間なり終演後なりにわいわいするのが面白い。てにみゅけーしょんだ!(笑)