流血女神伝完結

発売日に買えたんですがなかなか読めず。読了した瞬間は、終わっちゃったなあ、というよりは、純粋に「完結おめでとうございます!」っていう気分でした。「帝国の娘」からずっとリアルタイムで追ってきて8年。長いなあ!今になって愛着深い世界と登場人物たちにもう会えないことに寂しさをおぼえています。
ハッピーエンドは予想の範囲内ですけど、想像以上のハッピーエンドだったからびっくりしました。そうだったこれコバルトだったわ。まあ主要キャラにも大量に死人出てるし、これでもぬるいのかもしれません。
もっと読みながらつらくてじたばたしてしまうかと思ったんですが、意外にもすんなりと彼らのみちゆきを受け入れながら読み終わってしまった。必然の死、必然の運命ばかりだったからかな。あの人とかあの人とかはさびしかったけど…必然なのかな、と。とにかく何に驚いたかって<バレ>エドだよ!ずっといっしょENDは予想通りだけど、夫婦!こども!ちょっっっとこれには驚いた。やー少女小説的に正しい、んです、けど!個人的にはずっと兄妹みたいに暮らしててほしかったかな、とは思います。…でもそうするとエドの血縁が途絶えてしまうんだよね。その場合カリエ以外の嫁は認めねえ!になるから、そうかこれでいいのか。いいんだ。うん。</バレ>