三つ子の魂百までアイドルソングを愛す

中学高校時代の私といえばもちろん文系中二病丸出しで、昼休みに校内放送で流れるTOKIOのデビュー曲を聴きながら「ジャニーズ?pgr」スタンスでした。当時は小室哲哉全盛期だったので、私どころか10代の女子に対してジャニ勢は猛威を振るっていなかった…という事実もありますけれども、そもそも小学生時代にジャストで当たる光GENJIすら、全員の顔と名前が一致しません。この年代の女としてあるまじき事態です。*1だって!小学校から女子校だったから家族と教師以外の生身の男の存在が遠すぎて興味なかったんだよ!小学生時代の私はきんぎょ注意報とリンドグレーンクレヨン王国シリーズを愛し「わたしの考えたファンタジー異世界」を延々と妄想し続けるドリーミングようじょだったんだよ!(そうして妄想力だけがめきめきと育っていったのでした)


そんな私が今、かような状況になっているのは「大人になってからはしかにかかると重篤」の一言で片付けられるような気もするんですけど、当時のあのpgrはなんだったんだってくらいベタなアイドルソングや「アイドル」が実は大好きで、それって遡ると一歳にもならない私がトシちゃんの「哀愁でいと」が流れるとそれまでどんなにぐずっててもたちどころにキャッキャと大喜びだった…という家族の証言が……ええ、ええ。

*1:そんな私も数年前、諸星くんが青山劇場でスケートはいて歌って踊ってくれた時は大喜びしましたけど。それくらいの感慨はある!