夏コミ

もうコミケに参加するようになって10年以上たつんですけど、今回初めて救護室のお世話になりました…はい、熱中症で。
睡眠朝食水分長手袋帽子冷えピタ、ととりあえず思いつく限りの対策を練ったつもりだったけど、駐車場で1時間半照らされているあいだに想像以上のダメージを負ったようです。列動きますーって立ち上がったらものすごい動悸、これはもしかしてまずい か?と思ってたら視界がどんどんコントラスト上げすぎた画像みたいになって点滅し始めたので、これは最悪の事態(失神)になる前になんとかせねばと同行のS屋に宝の地図を押し付け「リストのとこ新刊一冊ずつ頼む」と言いおき(遺言)(何も言わなかったら彼女は心配してついてきてくれるタイプなので、つき合わせるのは申し訳ないし先に行ってもらった)、スタッフに「すみません救護室ど」くらいまで言ったところで車椅子に乗せられ入場…というかたちに。もう本当…申し訳ないです。幸い軽症だったので(体温37度だったよ)クーラーのきいた部屋でアイスノンもらって首冷やしてたら復活。というか救護室、噂に違わぬ野戦病院でした。軽症の人間は早く出たほうがいいと思ったのでスタッフさんにお礼いって出てきました。いやー…もう……歳かな、これ。S屋とはすぐ合流できたので地図を受け取り、お互いの狩へと出発しました。
それにしても本を受け取る時サークルのひとたちがなんだかやたらとやさしいまなざしを投げてくるなあ、私そんなに必死っぽいのかな、と思ってたら、途中ですれ違ったS屋に苦笑しながら「いいかげんおでこの冷えピタ剥がしなよ」と言われました。あ、貼りっぱなし…だった…ていうかみんな冷えピタ貼っ…(見回しましたが首筋はあってもデコに貼ってる人はいなかった)(私は首筋にも貼ってた)それでみなさん優しいまなざしだったのか……「すごく必死っぽい?」「ていうか死にそうなのに来た人っぽい」「あ、そう…」「『発熱してなお君臨するのか』って感じ」「そ、そうか…」
恥ずかしかったです。でも冷えピタはきもちいいです。