島みやえい子ライブツアー2006 11/20@LIQUID ROOM

会社のサイト用のFAQを書いていたんだけどいまいちまとまらなくてムキーとなったので気分転換にえい子先生のライブのことを書きます。
発売開始して相当たってから「あ、やべやべ」と予約したので整理券400番台でした。昼間友達の出てる芝居を観にいって、ごはん食べてから恵比寿。入場して最初の印象は「あれ、去年より女子率高い?」でした。1割は言いすぎだけど99パーセント男ってわけでもなく。さすがに前のほうには少ないんだけど周辺のまったりゾーンにはかなり女の人がいた。年齢層は20代全般という感じ。
いきなり1曲目からひぐらしだったので一体何のサバトかという様相でした。黒ミサでした。
島みやさんはちょっとノドの調子が悪そうで、高音を伸ばすところに余裕がなかったしMCもかなり声を抑えて喋ってる印象でした。大丈夫かな…。
正直なところ今回のアルバム自体そこまで満足度が高くなくて、というか、なんだろう、ローテンション(暗いって意味でなく)な曲が多くて、あまりライブ向けじゃないかなーと思っていたんだけどその通りの内容だったというか。個人的な満足度は去年のほうがずっと高かったです(好きな曲ばっかりやってくれたせいもあるけど)ただ島みやさんはやっぱりえい子先生なので(笑)コンディションがおそらくあまり良くないであろう中でも「うまい」パフォーマンスを見せてくれて、やっぱりすごいなー、うまいなーと思ったのでした。テクニックのうまさを感じる堂に入ったボーカルというか。*1
…つーかな、お前らなんでもかんでもサイリウム振ればいいってもんじゃないだろ…とやや苦々しく思ってたら(それでも島みやライブはサイリウム少ないほうだと思う)MCでやんわり「しばらく振らないでね」*2的なこと言ってましたね。私もサイリウム好きだけど*3、振るなとは言わないけど、ステージのド正面でずっと真上に上げたままとか激しく振りすぎて周囲に肘鉄とかちょっと勘弁してほしい。特に前者はステージというか肝心のボーカルの姿が見えなくなるので本当にやめてほしい。両手をあげてクラップしたり、盛り上がって拳を突き上げるとかとは違うですよ。バラードのサビの余韻が響く中お前の腕だけがにょっきり突き出て黄色い光がボーカルの顔と被っちゃってるっつーの。もうちょっと配慮してください…。


今回のアルバムはいつもに比べて毒素が全然ないなあと思ってたら、どうやら意図したものだったみたい。相変わらず「胸のクロス」とかは念の濃さを感じるけど、なんだかあまりにも素直すぎる人間賛歌がわりとあって(笑)私はどうしてもダーク島みやが好きなものでちょっと点数辛くなっちゃうな。Ozone大好きー。情念ドロドロ系と語呂のいいカラカラした歌が好きです。

*1:武道館のときはさすがに会場がでかすぎて全然フォローできてなかったんだけど、このくらいの大きさのところだと見せ方のうまさがよくわかる

*2:「しばらく振ってるどころじゃない曲(ダークしっとり系)が続きますからね〜」とかなんとか

*3:ハロコンでは両手に二本ずつ持ったりするよ