駅伝小説読了

やっと入手して、読み終わりました。手に入れるまでが長かったよ……もっと入荷してくれよ。あと表紙良いけど豪快にネタバレしすぎだろこれは。
感想は明日書くとして、ゲスなことだけ先に書いておくと最萌キャラはムサです。譲れねえ!これは譲れねえな!私何度きゅんきゅんしたか知れません。ムサと神童のほのぼのコンビがすんごいかわいらしいでやんの。スタート前の会話とかあざといんだけど、素直によいです…あと走が「エースですよ」って言うところはうっかり涙滲みました。例によってこの人の小説で萌えると負けた気分になりますが*1、まあ、いいじゃないか。
私は直前に見たものや聞いたものがすぐに脳内で反映されやすいので、最初の方はユキが鏡夜先輩のビジュアルで固定されたり、ハイジの声が荒木 宏文で聞こえてきたりとわりとひどい有り様になっていてやや苦しみました。「王者・六道大」で何度も吹き出しました。いやこれはちょっとタイムリーすぎて…
途中、「あれっ、私はずっと攻めだと認識していたがもしかして作者は受けだと思わせたいのか?どっちだ。作者にとってこの人はどっちのつもりで書いてるんだ」と本筋とまったく関係ない疑問を抱いたりしたのはしをんちゃんの本ならではなのでしょう。ハイジ×走か走×ハイジでその人の嗜好が見えるね!なんてね!
とりあえず久々に読みながら付箋を貼る本でした。

*1:豆腐とグラタンのようなもの