今月の「デザインの現場」

デザインの現場 2006年 12月号 [雑誌]

デザインの現場 2006年 12月号 [雑誌]

表紙の文字が全部箔押しです。しかも微妙に背景の写真が透けていたりマットっぽかったり銀というよりグレイだったりとなんだか特殊げ。中の説明によりますと、今夏から導入された新技術「インラインホイル(インラインフォイル)印刷」というそうです。従来の「箔押し(ホットスタンピング)」よりも1枚あたりが安価になり、さらに箔にニスをかけたり、箔の上から印刷したり、箔でグラデーション、ドットなどの繊細な印刷が可能とのこと(→中央印刷株式会社:コールドフォイル印刷-日本初、箔+カラー+ニスの同時印刷を可能にした最新鋭の高級印刷機)やばい、これは萌える。はやく普及して同人誌でも使えるようになりますように(えっ)
中身の特集も今月はわりとツボるものが多くてたまらない(旧美術出版グループについて – 美術出版エデュケーショナル)。「これ誰がデザインしたの?」コーナーがJリーグのエンブレム特集!おおお!一覧で見ると脳から何かが出るのがわかるよ。たまらんよ。「それはもうちょっとどうにかならなかったのか」と問いかけたくなるのもチラホラあるけども。
巻頭で特集されてるデザイナーズホテルも行ってみたいよう。
http://www.hoteles-silken.com/hpam/index.php
一泊いくらするのか見当もつかないけど…サイトに予約フォームあるけど全然ワカリマセン!1階の真っ白な部屋とか近未来すぎる!やばい!泊まりたい!
1フロアごとに違うデザイナーが担当し、それぞれが自由に作っているのでフロアごとに印象が全然違う(公式サイト参照)各階エレベーターホール(公式のフロア説明をクリックすると最初に出てくる写真)の時点ですでにヤバい。なにこれ。あたまおかしい。行きたい。以下デザインの現場から引用

内蔵されたLEDによって、清掃や就寝のサインをこのドアに表示することもできる(1階)

ふおおー

間仕切りが一切ない真っ白なワンルーム。(中略)部屋によってはベッドを宙に浮かせるなど、大胆な構成も提案している。(8階)

いやあー

日常とはひと味違う雰囲気を演出するため、内部に光源を仕込んだアクリルガラスのボックスを積み重ねた。北側のボックスはブルー、南側はイエローになっており、まるでカラフルなショーウィンドウの中にいるような感覚さえ覚える。(9階)

うわあー
いいなあスペイン人いいなあ。国内旅行でこんなホテル行けていいなあ!全348室って書いてあるんだけど、こんな珍奇な部屋ばっかり300室以上あるのかと思ったら卒倒しそうになりました。うわーうわー維持が大変そうだからわりとすぐボロくなりそうな気がしなくもないけど行きたいよー行ってみたいよー