公演覚書(5回目・現在安全確認を行っております)

昼・2階C列
「着くのわりとギリかなー」と思ってたらお客様が線路内に立ち入りました関係で電車が止まりました。途中で乗り換えて猛ダッシュ。青年館前でジュース売ってたおねーさんに「がんばって!」って言われました……階段上る頃には息も絶え絶え。しぬ。席について30秒後に幕が上がったよ…

  • 原作の立海戦の頃はなんだかしらないけどコノミンの筆が異様な方向に冴えまくってて、もう頭身とか丸無視なんだけどやたら人物の顔が端正で、特に不二がやたらめったらすごく美しく描かれてる。S2戦の盛り上がり方といい、原作読みつつ「これを相葉が魂込めた芝居でやってくれたら、簡単に涙腺崩壊しちゃうよ」と思ってたんです。実際、試合後の旗を見上げるところなんかは舞台という演出の都合上漫画ほどの効果は出せないんだけど、試合としての鬼気迫りっぷりと相葉/不二の、相葉としての/不二としての存在感そのものみたいなものに圧倒される。今彼の演じるこのS2戦を観ることができて本当に良かった!という…(あと、その相葉/不二を迎え撃つ相手が元気/赤也で本当によかった。よかったよー)
  • 特にこの日のS2はすごくよかった!「まけるわーけにはー」の流れがゾクゾクくる
  • 赤也が3強に打ちのめされるシーンとかもう完璧だよなー…(絵面が)
  • 頭身といえば越前もこのあたり身長に対して頭身が明らかに高く描かれてるので(150センチの体型じゃない)まさしくドーリだなーシルエットそのままじゃん!170オーバーだけど!と思ってました。
  • S3は二人とも手足が長いので、ちゃんと動くと見栄えがしてかっこいい。S2は片やゴム鞠のように質量を持って跳ねまくる熱い塊、片や精密機械が天女の羽衣でも纏ったんかと言いたくなる「舞」(思わずポエムでも詠みたくなりますね)、S1は見ただけで原作の再現だ…!とわかる二人。どれも見ごたえ充分です。
  • 今日の「にゃろう!」はよかった!
  • どうやら私は越前vs手塚のシーンがものすごーく好きみたいです…(頭垂れ)「いきなりはっや」(この言い方が好き)うーってこい うーってこいー、のとこ、手塚の「強さ」が伝わってくるのを感じてぶわわっとなりました。だって南だよ?!あれが、あんな頼りなかった、「怪我して九州で療養中の手塚という設定には申し分ない」手塚と言われていたみなみが!
  • あのフレーズ(「立ち上がれそして前を向け」)に入ると毎回全身の毛穴が開いてしまうんだけど、この調子で岐阜になったら私どうなっちゃうんだか

本日のアドリブ(というか赤也)

  • 「痛って!」のあと真田に追い払われるものの、いつもの位置(ベンチ横階段)にはすでに仁王が陣取っていて戻れず一瞬動きが止まる(客席から笑い)。仕方なくそのまま最上段へよじ登り、しばらくそこであぐらかいたまま観戦(回想シーン中あぐらかいてるシルエットがうかびあがっててかわいかった)。途中で仁王の隣に移動、ふたりでこしょこしょしゃべってる。そのうち仁王が最上段(定位置)に戻り、「やっぱ俺の出番ねーじゃん」(靴紐ほどき)からは通常運行

2階席のセンターという好位置というせいもあるかもしれないけど、明らかに最初の頃観てたときより完成度は上がっている、と思いました。端々に疲れの片鱗は見れるものの、まだいける!と思いたい。滝口の足は素で心配。ていうかこの人あの座って横にゴロリみたいな振付のとき「えっ今ふつうにしりもちついたの…?」って感じなんですけど、ほんとに足腰重いんです ね
次に観れるのは月末の香川なので、もうしばらくみられないんだーと思ったらホロリときてしまった。みんな最後まで無事に走りきってくれ…