仮面ライダーキバ ファイナルツアー@中野サンプラザ(14時)

勢いでチケットとって行ってきました。ライダーのこういうイベントは実は初めてです。場内はもちろんお子さん連ればかりで女一人は微妙に浮いてるな…って思ったけど役者目当ての人はそもそも最前付近にいるんですよね!ということに途中で気が付いた。
1部がライダーショーで2部がトークショー。物販で柄つきのルミカライト(500円)売ってて客席でもお子さんが振り回している。子供ああいうの好きだもんなー…500円なら親の財布的にもアリだろうしなー。柄はついてないけど同じものが横の売店でもっと安く売ってるよ…!それはさておき「コンサートライトを振ってライダーを応援してください!」とアナウンスが流れてなんとなくカルチャーショックを受けた。アリなのか!アリなんだそういうの!
ヒーローショーの類は2001年にオダ○リさん目当てで行ったタイム&クウガショー@後楽園*1以来…なのでもうずいぶん昔の記憶になるんですが、あれは屋外だったのに対しこっちは屋内の舞台上で、上下に激しいアクションができないデメリットはあるけど完全暗転と照明効果が使えるのは大きいな!と思いました。変身シーンで暗転使えるから不自然さがないんだよね…。レーザーばんばん飛ぶし思ったよりお金も手間もかかってて驚いた。録音した役者の声に合わせて芝居が進む形式なんだけど、掛け声の類は音声さんがそのつど操作してるっぽい…のかな? 素人目だけどサガの人が動きシャープでよかった気がする。ファンガイアのスーツも大盤振る舞いで登場するのでおびえたお子さんがギャン泣きする場面もありましたが(場内が暗いので余計怖いんだと思う)、各ライダーの変身シーンで周囲のお子さんたちがそれぞれ自分の腰につけたベルトをみょんみょんさせているのが非常に…非常にかわいかったというか「健全だ!」というかその正しさに心打たれたというか。そうだよね変身ベルトだもんねー!自分も変身するよねー!!ピンチの時には促されずとも「がんばれー!」って声が飛ぶし、なんかもう普段「キバは糞ライダー」みたいな叩きを日常的に見ちゃってる汚れた大人はそれだけでちょっとぐっときてしまったのでした。
ストーリーは後日談のオリジナル話なんですけど、名護さんがとんだお姫様ポジションだったのと友情と兄弟愛と夫婦愛と親子愛に打たれる内容でした。オチが「渡、これからもずっとそばにいてくれ…永遠に」「…もちろんだよ、兄さん」だったので私は椅子から落ちそうになりました。びっくりしました。きょうだいあいって壮大だね!


トークショーは話には聞いてたけどそれはそれはひどいグッダグダでした。ああいう場で武田航平をしゃべらしちゃいけないんじゃないか…?大丈夫か?加賀美さんもなんかもーなんかあれだし、結局一番まともに意味の通ることをたくさんしゃべってるのは特別ゲストの新納さんということに。「キングはいい人ですよ!仕事もちゃんとしてるし(笑)妻も子供も愛してるのに…奥さん浮気してますからね!そんで息子に倒されますからね!」再現コーナーで「まーやぽん♪」「キーング♪」とひとしきりほのぼのしたあと席に戻る時に加賀美さんの肩を抱いたまま同じ席に座ろうとして司会さんに注意されたりしてました。あとはみつぅも「この人たち(メインキャストを指して)仕事しないんですもん!結局ビショップががんばったんですよ〜」とアピールしていた、ような。
歌コーナーは松田さん持ち歌披露と瀬戸山本ペア*2によるルーキンアコースティックver(生演奏つき)。ルーキンは1コーラスだったけどまた聴けて嬉しかったなあ。最後のブランクのあと二人で小声でカウント合わせてるのがなんかかわいかった。
まあそんなわけで2部は大人しか楽しくない内容だったので案の定お子さんたちは飽きてました。しかしどんなに子供がぐずっても母親にとってはこっちが本番なのでオペラグラス覗きこんだまま外に出ようとはしないのだった……このシステムなんとかしたほうがいいんじゃね?双方に不幸。


個人的にキバのスーツは好きで、中でもエンペラー・サガ・ダークキバの並びがとても好きなので(ダークキバの色合いが好き)ショーのクライマックスのダークvsエンペラー・サガのところは普通に燃えました。あれは見れてよかったな。

*1:当時はまだ後楽園ゆうえんちだった気がするが定かでない

*2:この二人はお子さんから役名で呼ばれてたなあ。髪型とか衣装が作中とそれほど違わなかったからかな