「BLACK&WHITE」@サンシャイン劇場
ドキッアミュ顔だらけのサンシャイン劇場 −今回はダンスがあるよ−
「黒い天使(たっくん)と白い悪魔(ドーリ)、それぞれの国で迫害された二人が出会って始まるストーリー」と聞いて戦慄しないオタはいないと思いますが、「黒い(略)」と聞いておたく女の脳裏に自動的に生成されるストーリーそのままが期待通りに展開したのでとても楽しかったです。楽しかったっていうか非常に満足です。こういう話が嫌いなおたく女子なんていません!(笑顔で) あえて女子と言わせていただきたい方向のあれですワー。今の中高生はどうだか知らないけどアラサーは間違いなく己のおたく中高生時代を思い出して悶えるワー。だってひとりぼっちの黒い天使と白い悪魔が出会って逃避行だぜ…記憶の扉がギギギしないほうがおかしいぜ……これもし私が15くらいの時に観ちゃってたら本当に危なかった。浸りすぎて二次創作活動に手を出しかねないレベル。危なかった。大人でよかった。
観なかった人は「黒い(略)」と聞いてあなたが想像するストーリーそのままですのでご安心?ください。
1階最後列で双眼鏡を忘れたので特徴的な子以外は見分けがまったくつきませんでした。ただでさえお前らドッペルゲンガーかってくらい似た子の多いとこだから、同じ衣装着てたりわらわら衣装チェンジして出てこられたら無理!(私は未だにハロプロエッグの個体認識ができないので、単に三次元の見分けが苦手なだけもします)(でも網は難易度高いよう)(あと「たくや」が多すぎる)
- でかくてとっぽい動きの奴がいる、と思ったら戸谷
- 八剣伝以来戸谷=ちゅうに病みたいなイメージで申し訳ない
- 天使ちゃんたちの髪型難易度たけーな…
- 柳澤くんはすぐわかるなあ
- これがライブなら水田に推しジャンしかねない
- 小関くんはかわいい…… かわいい………… 正統派の系譜である……かわいい……(そしてやはり現場慣れしている…)
- ドーリに対して久しぶりというか初めて「かわいい」という形容詞を使いたい役だったんだけど、この舞台はなんといってもたっくんに尽きる。たっくんありきの舞台でした。
- たっくんは「角川の女子向け漫画の男キャラが表紙イラストからそのまま出てきたような容姿」だと常々思っていたんですが、その素材がまさに生かされていた…そうかー!黒い天使ー!なーるほーどねー!
- まあ死にオチなわけですけど、たっくんの熱演のせいでけっこうグッときてしまってくやしい。私が15歳なら生存エンドを捏造したパラレル小説を書きかねない。くやしい。
- これがもっとアレな人が演出したらクライマックスで白い羽と黒い羽が天井から降ってきて舞い散ったり二人寄り添うように死んだりたっくんが捕まっちゃうところでもっと(略)だったりしたんだろうナーと思う
いやー いやはや、細部まで想像通りのものを出されて満腹になってとってもとっても満足です。もっと真面目にチケ取りすべきだったなあー…もう一回くらい観てちゃんと個々のキャスト把握したかったです。
テレビ>映画>舞台 になって久しい世の中だけど、たっくんにはいい舞台にどんどん出てほしいなあと思う。どうしても飛び道具的な役(そもそもキャラが立ちまくってる役*1)を振られることが多いし、体格的に難しい部分もあるかもしれないけど、なんというか、画面越しじゃなくてナマで観たい役者なので。
*1:謙也くんはあの中じゃ地味だけど、そもそも漫画キャラという時点でキャラ立ってる、と見なす